オリジナル缶バッジの制作をどこよりも短納期で!
そんなスローガンを掲げて缶バッジ制作事業を運営する私達缶バッジ短納期制作POTOMですが、その運営を可能にする缶バッジマシンのお話をしたいと思います。
POTOMの使用する缶バッジマシンとは
市場において、2000年代後半から急成長してきたのはオリジナル缶バッジの制作です。現在、国内では年間約1億個のオリジナル缶バッジが製造・消費されていると言われています。
一方で、私達「缶バッジ短納期制作POTOM」が生産する缶バッジの数量はまだまだ少ないと言えますね。がんばります笑
オリジナル缶バッジは非常に人気がありますが、その製造環境や製造マシンについては意外にも知られていないのが現状です。
オリジナル缶バッジの制作に使われるマシンは、アクリルグッズなどと比べて定番とされるようなメーカーやマシンがあまり存在しないのです。実は。それゆえに缶バッジ制作マシンのことはあまり多くの方に知られていないのではないかと思われます。個人でも作成可能な缶バッジ制作マシンは市場に出回っていますが、プロ仕様の制作マシンはほとんど市場には存在せず、POTOMも独自に開発したマシンを使用して製造しています。
このような事情から、缶バッジ製造マシンは市場であまり売買されず、情報も公になりにくいようです。
そこで、今回はオリジナル缶バッジ制作マシンの紹介をしたいと思います。一部では「マシン」と呼ばれることもありますが、製作キットのような言い方の方が似合うタイプのマシンも存在します(笑)。なお、POTOMではオリジナル缶バッジ制作マシンとパーツセットの販売も行っています。もし「本格的に缶バッジを作成してみたい」「不良率の少ない高品質なパーツを探している」という方がいらっしゃれば、私達POTOMの缶バッジ制作を支えるマシン販売業者様のページもご覧ください。
また、オリジナル缶バッジの人気サイズについても時折り話題となっています。ぜひ参考にしていただければと思います。
缶バッジマシンはアメリカ製のものが主流
オリジナル缶バッジの製造マシンはアメリカ製か中国製が主流です。国内で販売されているサイズが32mmや57mmなどの中途半端なサイズであることが気になったことはありませんか?日本人の感覚では、30mm、35mm、40mmなどのサイズ区分が一般的ですが、32mmや57mmなどの中途半端なサイズが多く見られるかもしれません。実は、これは制作マシンの都合によるものです。
オリジナル缶バッジはもともとアメリカで生まれたものであり、現在でも多くの缶バッジ製造業者がアメリカ製のマシンを使用しています。アメリカではメインの寸法単位がミリメートルではなくインチ(1インチ=2.54cm)で測定されるためです。
以下は一般的なサイズの対応関係です。
25mm=1インチ
32mm=1&1/4インチ
38mm=1&1/2インチ
44mm=1&3/4インチ
57mm=2&1/4インチ
76mm=3インチ
そのため、国内の缶バッジメーカーによっては57mmや56mmなど、表記にブレが生じる場合があります。一方、40mmや45mm、50mmなど、ミリメートル単位で割り切れるサイズを提供している業者は、中国製のマシンを使用している可能性があります。
国内で最も多く使用されている手動缶バッジマシン
それがこれです!
オリジナル缶バッジの制作マシンが普及しない理由は、国内での製造機の生産が限られているためだと考えられます。様々な要因があり、これまでは制作マシンを取り扱う会社も少なかったですが、将来的には海外産や国産を問わず、オリジナルの缶バッジ製造マシンや作成キットの数が増えると予想されます。
今回は、このような予想には影響されていないものの、国内で広く利用されているオリジナル缶バッジ制作マシンの一部を紹介します。
オリジナル缶バッジのマシンには、手動機と半自動機の2つのタイプがあります。手動機は完全に人力で操作されるタイプであり、作業全体を手で行います。一方、半自動機は一部の工程を電気や油圧で駆動し、人の動きを少し抑えて作業を効率化します。
それぞれのマシンには、製造元の国ごとに特徴があります。アメリカ製の手動オリジナル缶バッジ制作マシンは、多くの制作業者が少なくとも1台を保有しているほどの人気があります。このマシンは性能が良く、比較的安価であり、丈夫な作りが特徴です。手頃な価格のため、バンドマンやイラストレーターなど、自分のグッズ制作に利用する個人事業主も多く所有しています。
缶バッジ短納期制作POTOMでは、このタイプのオリジナル缶バッジ制作マシンを使用してお客様にオリジナル缶バッジを提供しています。32mm、38mm、44mm、57mm、76mmの全5サイズ展開で、缶バッジ作成に必要なパーツセットも取り扱っています。この制作マシンは、国内のオリジナル缶バッジ製作の大半を賄っていると言われています。
今後は、海外産や国産を問わず、さらに多くのオリジナル缶バッジ制作マシンや作成キットが市場に登場すると予想されます。これにより、より多くの人が手軽に缶バッジを作成できるようになるのではないかと考えられています。
半自動の缶バッジプレスマシン
次に紹介するのが半自動のプレスマシンです。
同じくアメリカ製のオリジナル缶バッジ作成の為のマシン、こちらは電動型の製造機材です。
半自動機と言われるマシンで、電動回転するターンテーブルと製缶のプレスを機械式で行えることが特徴です。手動機と言われるマシンとは違い人間はターンテーブルに部材を差し入れるという作業だけで製作ができる効率を重視したオリジナル缶バッジ製作マシンです。
プレス作業が手動のマシンに比べて一定な為、缶バッジの巻き込み部分に拠るしわの拠り方が一定である、これが最大の売りです。ただマシンの動きに人間が合わせる為に絵柄とピンのズレが出ないようにする為にはマシンの回転スピードを低速にする必要がある為、半自動マシンと言いながらも手動マシンに比べてそこまで早くないというのがたまに傷かもしれません。 所感では手動マシンの性能が1とするとこの半自動マシンは1.5くらい、と言ったところでしょうか。
次に紹介するのはさきほどの半自動マシンをグレードアップさせたマシンです。こちらもアメリカ製のマシン。缶バッジ制作の為の作業効率がアップされ、さらに中の電気系統に改良が施されていて長い時間の量産により耐えうる製造マシンとなっています。日本のオリジナル缶バッジ制作業者さんではこのマシン機材を使っている会社さんも多いのではないかと感じています。手動マシンに比べると1.5倍程度の生産効率UPとなる優秀な製造マシンと言えます。
どの業者で作ってもらうかはどのマシンで作るかに近い
いかがだったでしょうか?多くの国内オリジナル缶バッジ制作メーカーが所持するメイン3機種となります。 また国産のマシンの優良なものがありますがこちらもいつかの機会に紹介できたらと思います。 ちなみに小型の製造マシンは海外ではアマゾンなんかで売られています。
アメリカでは日本の感覚に比べると制作マシンは気軽に買えるマシンなのかもしれません。海外ではいち早く3Dプリンターの10万円台で個人の方が購入できる仕様のものなども発売されていましたし、DIYやハンドメイドなど、自分で小型のマシンを駆使してモノづくりをするという文化が根付いているのかもしれませんね。
皆さんも制作マシンを用いたDIY制作に挑戦してみませんか?
POTOMが缶バッジの機材やパーツを仕入れているバッチリ缶バッジ様ではオリジナル缶バッジ作成マシンの販売も行っています。 国内で手軽にマシンを購入できる場所はまだまだ少ないのが現状です。 すぐに缶バッジ制作を始められるパーツセットも販売しておりますので、是非一度覗いてみてください!